患者さん側からの要望
多くの調剤薬局の薬剤師は、患者さんの相談を受けたいと思っても、時間に余裕がない場合がありますが、だからと言って、患者さんが気を使って相談をしないというのは、どうなのでしょうか。
本当に忙しくて、薬剤師の人数が少なくて、相談する環境も整っていない調剤薬局であれば、患者さんの方から人数を増やしてほしいとか、時間をつくってほしいなど、要望することもでき、医療人の基本は、患者さんの要望に答えるのが仕事であるわけです。
患者さんの多くは、薬剤師の説明を一方的に聞くだけで質問もせず帰宅されるケースが多いのではないですか。
その逆に、患者さんの方から注意点などの質問を行うようにし、それは薬について正確に理解するための質問で、よい薬剤師かどうかを知るための手掛かりともなります。
患者の気持ちを感じられる薬剤師や、人間味のある薬剤師と出会うことができたら、その人の名前を覚えておくことで、次から受付でその薬剤師を指名することができます。
また、薬の説明書を棒読みしかしないような薬剤師に対しては、説明はいらないと言って説明書の90円分を返してもらうこともできます。
本来の調剤薬局のあり方
良い薬剤師は、より患者さんのことを考えている調剤薬局へと転職することもあり、病院内の薬局から調剤薬局へ転職した薬剤師もいます。
知り合いの薬剤師は、患者さんと接する時間が増えて喜んでおり、患者さんとゆっくりと話す事ができるようになったとのことでした。
もともと、医薬分業の大きな利点は、病院内の薬局の薬剤師は病棟の患者さんへのサービスに専念できるようにし、調剤薬局の薬剤師は外来の患者さんと行き届いた相談ができるようにする狙いがあります。
そのことに気付かない調剤薬局の経営者や薬剤師がいるようですが、むしろ知らないといけないことなのですけどね。
会って話せば分かると思いますが、良い薬剤師は「気軽に相談して下さい」的なオーラを放っているものなので、勇気を出して声をかけてみると良いですよ。